
galleryギャラリー
# ウィッグ
# グラデーション
# ネオンミスト
# ポリエステルダイ
# コールダイホット
ウィッグの染め方を動画でご紹介
みやこ染の『コールダイホット』や『ポリエステルダイ』、『ネオンミスト』を使えば、ご自宅でもウィッグを染めることができます!
コスプレや仮装はもちろん、近頃は手頃な価格でも購入が可能になっていることからファッションアイテムとしても欠かすことのできないウィッグ。
好きなキャラクターやお好みの髪型にあわせて、自分でウィッグが染められたら嬉しいですよね?
このページではウィッグを部分に染める”スプレー染め”と、ウィッグ全体を染める”浸し染め”、ウィッグの染まり具合に濃淡をつける”グラデーション染め”の3つの方法をご紹介します。
※ウィッグは高温での染色になるので、耐熱性のあるウィッグをご用意ください。
手軽にできる”スプレー染め”の方法
染色につきものの大量の熱湯や大きなお鍋で煮たりという作業はいっさい不要です!
使用しているのはこちら

商品名の通り、鮮やかな蛍光色が特徴のポリエステル100%繊維専用の染料です。
ブラックライトが当たるとほんのり光るため、ライブシーンやなどでも活躍しそうですね。
ウィッグのスプレー染めのやり方
※詳しい手順は動画をご覧ください。
①染料を熱湯で溶く
染料を熱湯でよく溶かします。
スプレーにセットする際には冷めている必要があるので、
作業の1時間前くらいに準備して冷ましておきましょう。

②染めたく無いところをマスキングする
ウィッグの染めたく無い部分をマスキングします。
シャワーキャップなどを使うと簡単でおすすめです。
ロングウィッグは先に紐などで束ねておくとまとめやすいです。

③イージーペインターのボトルに染料を入れる
ネオンミストと一緒に使うのがこちらのイージーペインター。
ガイアノーツ(株)から発売されている塗料や染料がスプレーになるとても便利な商品。
※みやこ染のオンラインショップにもお取り扱いがございます!
こちらの付属ボトルに溶かした染料をセットするとエアブラシを使ったように
細かな粒子で綺麗に吹きかける事ができます。


④ウィッグに染料を吹きかける
染めたく無いところにかからないように気をつけながら染料を吹きかけます。
吹きかけた後はそのまま放置して乾かします。
※染色作業をするときはゴム手袋を着用してください。
※部屋の中で作業する場合は周囲を養生して、換気をよくしてください。

⑤ヘアアイロンをあてる
ウィッグの毛を新聞紙などで挟み、ヘアアイロンを180℃に設定してあたためます。
※ウィッグの種類によって耐熱温度が異なるので、事前によく確認してください。
ヘアアイロンの熱で染料が発色して鮮やかなネオングリーンになります。


⑥ウィッグを洗う
軽く水ですすいだ後、60℃のお湯に台所用液体中性洗剤を溶かし、5分間洗います。
お湯に色が出てこなくなったら洗剤の泡が切れるまで水ですすいで、乾かします。

⑦ヘアセットをすれば完成です!


染めたい色が蛍光色じゃないんだよな〜っという方は、ポリエステルダイでも同じ方法で染めることができるので、ぜひ、部分的に染めたいときに試してみてください。
加熱不要!”浸し染め”の方法。
欲しい色味のウィッグがないときや買ったウィッグの色味が少しイメージと違ったときなどはこの方法がおすすめです。
使用しているのはこちら。

みやこ染の定番商品。植物繊維も動物繊維もポリエステルも染まる染料です。
カラーバリエーションが28色あり、同じ商品同士の混色も可能なので、
色にこだわる方には特におすすめです。
ちなみにですが、染料は染めるものに元々色が付いている場合、薄い色から濃い色にすることはできても、濃い色から薄い色にすることはできません!
また、染料の色は元の色の上から重なるように染まる(例えば、黄色のウィッグを青い染料で染めると緑色になります)ので、染まり上がりの色味をよく考えながら染料の色を選んでくださいね。
ウィッグの浸し染めのやり方
※詳しい手順は動画をご覧ください。
①熱湯で染料を溶く
染料を熱湯でよく溶かします。
最初は少量の湯量でしっかり染料を溶かして、その後、必要量のお湯(85℃以上)で希釈します。
(動画では2gの染料を250mlの熱湯で溶き、さらに250mlの熱湯を入れてよくかき混ぜ、500mlお湯で希釈しています)


②ウィッグを浸す
あらかじめ濡らしておいたウィッグを先ほど作った染め液の中に浸します。
浸しムラができないように毛束をほぐしつつ、
ときどきウィッグをひっくり返しながら10分間染めます。
※作業をするときは熱くなるのでゴム手袋を着け、お箸などを使って混ぜてください。


③ウィッグを洗う
軽く水ですすいだ後、60℃のお湯に台所用液体中性洗剤を溶かし、5分間洗います。
お湯に色が出てこなくなったら洗剤の泡が切れるまで水ですすいで、乾かします。

④ヘアセットをすれば完成です!

コールダイホットを使い、加熱しないで染めた場合、染料の見本の色よりも淡くなりますので、事前に同じウィッグの毛束などでテスト染色をして、色味を確認してから染めてくださいね。
また、染色に使用したお鍋やボウルはお食事を作るものと併用しないでください。
健康に著しい悪影響があるようなものは商品に含まれておりませんが、科学物質のアレルギーなどがある方は特にご注意ください。
しっかり染めたい方向け!ポリエステルダイを使って加熱染色する方法!
非加熱なんて生ぬるい……イメージ通りの色にビタッとしっかり染めたい方やグラデーションやメッシュの染色に挑戦したい方はこちらの方法がおすすめです!!
使用しているのはこちら。

ポリエステル100%繊維専用の染料です。
コスプレ衣装などにもよく使われているポリツイルやサテン、オーガンジーなども染められます。
また、一部の樹脂成形品(アクリルやPVCのアクセサリーパーツなど)も染められる、衣装制作の強い味方です!
ウィッグのグラデーション染めのやり方
※詳しい手順は動画をご覧ください。
①熱湯で染料を溶く
染料を熱湯でよく溶かします。
ここの流れは先ほどのコールダイホットでの染め方と同じです。
250mlの熱湯でよく溶かしてから、さらに熱湯を追加して500mlにしてください。

②熱湯に濃色促進剤を入れる
ポリエステルダイには『濃色促進剤』という白い粉が付属しています。
ポリエステルの浸し染をする時に染料が入るのを助けてくれる助剤です。
これを90℃程度の熱湯に溶かします。
完全には溶け切らないので、少し漂っている状態でも大丈夫です。

③染料を1/2②の熱湯に加えてウィッグを染める
今回はグラデーションにするので、染料を1/2ずつ加えていきます。
最初は1/2の量を②の熱湯に加えて、染色器を火にかけながらウィッグを染めます。
熱くなるので、火傷しないように注意してくださいね。


④ウィッグを軽く洗う
ウィッグが淡く染まったところで、いったん染料から取り出し、軽く洗います。
急激な温度変化を与えると縮んだり型崩れする場合があるので、ぬるま湯を用意しておきましょう。

⑤さらに1/2の染料を加えてウィッグを染める
残りの染料を追加して、再び加熱しながら染めます。
グラデーションにしたいので、ウィッグ全体の1/3〜1/2くらいを目安に染めましょう。
ゴム手袋だけだと熱くて作業ができない!という方は菜箸などに洗濯バサミなどをしっかり固定して
ウィッグを挟み、染め液に毛先を垂らすようにすると良いです。


⑥ウィッグを洗う
軽く水ですすいだ後、60℃のお湯に台所用液体中性洗剤を溶かし、5分間洗います。
お湯に色が出てこなくなったら洗剤の泡が切れるまで水ですすいで、乾かします。

⑦メッシュを染める
メッシュを染める場合はメッシュにしたい部分の毛束だけをウィッグから引き出して
その部分だけを染料に浸して染めます。
長いウィッグは事前に染めたくない部分をしっかりと結んでおきましょう。
加熱での浸し染めで部分的に染める作業は結構熱いですし大変なので、先にご紹介したマスキングをしてスプレー染めの方が手軽かもしれません。

⑧洗って乾かし、ヘアセットをすれば完成です。


ぜひ、自分で染めて理想のウィッグ制作に挑戦してみてください。
染めたウィッグのお写真や動画はぜひ、みやこ染のInstagram(@miyacozome)やX(旧Twitter)(@info_miyacozome)のにメンションをつけて投稿していただけると嬉しいです。
皆さんの素敵な作品の投稿、お待ちしております。
使用した商品のご購入はこちら↓
使用した材料
イージーペインター
コールダイホット
ポリエステルダイ
KEYWORDキーワード
- # すべて
- # ウィッグ
- # ろうけつ染め
- # 染色キット
- # 板締め絞り
- # コースター
- # ランチョンマット
- # 部分染め
- # カーディガン
- # パーカ
- # スウェット
- # スカート
- # グラデーション
- # ビーチサンダル
- # 平成夢しぼり
- # 絞り染め
- # 和紙染め
- # 刷毛染め
- # つまみ細工
- # 酸性染料
- # レインコート
- # ビニール
- # ポリエステル
- # ネオンミスト
- # シルクスクリーン
- # 手描き
- # ウール
- # ポリエステルダイ
- # 染め替え
- # バッグ
- # 村雲絞り
- # スレン
- # コールダイオール
- # コールダイホット
- # リアクト
- # タイダイ
- # クッションカバー
- # カーテン
- # エコバッグ
- # Tシャツ
- # アクセサリ
- # アクリル

-
東京都中央区日本橋小舟町14-7
SOIL Nihonbashi 5階